1.UIサウンド～音楽、ゲームサウンドとの違い

UIサウンドに期待されること

プロダクト開発者は、UIサウンドで「使いやすさが向上すること」と「製品や企業のイメージが向上すること」を期待します。

使いやすさ（UI）の向上
サウンドはUIの一部ですから、音によって操作のわかりやすさや、安心感が得られることを期待します。逆に音に気を取られすぎて、ユーザが混乱し不安になるような…つまりユーザがサウンドオフのボタンを探すような音ならばつける価値はありません。

製品／企業イメージの向上
サウンドブランディングという考え方が広まりつつあります。例えば車やバイクではそのエンジン音自体がブランドとしての価値持つこともあり、積極的にエンジン音等をデザインしています。またそれに伴って、ウィンカーやバック報知音などのデザインも行われています。

音はそのプロダクトを直接使う人のみならず、周囲にいる人々へも聞こえるものです。サウンドでプラスの印象を人々に与えることは、企業にとって大きなメリットです。