プロダクトのUIサウンドデザイン入門 for UX - ui sound for ux

2.UIサウンドの役割

メッセージを報知するための音


メッセージを報知するための音があります。「報知音」と言われます。

例えば、電子レンジのあたため開始や終了、メールの到着、コピー機の用紙切れなど、知らせる内容は様々ですが、これらは音でメッセージの内容が理解できるようにデザインすることが求められます。

エラー音やまして警告音は、より直感的にそのメッセージがわかるサウンドであることが望まれます。UIサウンドは全般的には心地よい音を目指すべきですが、危険を伴うエラーを知らせる音、警告音だけはその限りではありません。耳障りな音を敢えて使って、直感的に危険を知らせる必要も出てくるでしょう。

これら報知音はいつ鳴るかは特定できません。ユーザがどこにいるか、何をしているかに関わらず、鳴る可能性があります。どの範囲の人に音を伝えるのか、突然鳴る音はどう聞こえるのかも考慮する必要があります。