4.イメージ(印象)の表現
操作反応音のイメージスケール
UIサウンドは製品のためのサウンドですから、製品デザインについてのキーワードを用いて音のデザインも同時に語ることができればよいと考え、製品デザインに関する形容詞(「機能美」「精密感」「高級感」など)を用いて操作反応音の音色を評価することを試みました。
その結果、下図に示す4因子(躍動感因子、人工的因子、豪華さ因子、やさしさ因子)が抽出されると共に、その他のキーワードが図のように位置づけられました。例えば先進的な操作反応音は、創作的で光沢があり、女性的で少し目立つ感じともいうことができるとともに、そのような印象のプロダクトに適するだろうと思います。
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今井, 和氣他:操作反応音イメージスケールの構築, 日本音響学会2015年秋季研究発表会, 1-5-4, pdf4pages, 2015